真がネコになった日①

ほぼタイトルの通りです。
もしもシリーズみたいな感じです。
先に謝っておきますごめんなさいorz







765プロのロビー。
見つめあうあずさと真。
ありふれた光景。
ただ、いつもと違うのは
「…え〜っと、真ちゃん?」
「にゃあー」
真に、ネコ耳としっぽがついてること。




「…どういうことなんですか?」
春香が混乱しきった顔であずさに問いかける。
「私にも分からないのよ〜。朝事務所に来たら仮眠室で真ちゃんが寝ていたから起こそうと思ったら…」
「こうなってたってわけね…」
伊織がこめかみに汗と青筋を浮かばせる。
あずさは申し訳なさそうに眉を下げた。
別にあずさが悪いわけではないのだ。
あずさが見つけた時には既に真はこの状態だったようだから。
そんな周囲の戸惑いなど露知らず、ネコ耳を生やした真は隣のソファで丸まって幸せそうにまどろんでる。
「何でこんなことが起こるんだろ…まるでマンガか映画見たい」
春香は真のことを心配しているようだが、その語調には少し好奇心が含まれていた。
変わったことが好きな春香らしい。
しかし現実主義の律子は納得がいかないらしく
「もう、そんなのんきなこと言ってる場合?まずは真を元に戻すことが先でしょ!」
と腰を浮かせて苛立っている。
「まー②りっちゃん落ち着きなよ→」
「そー②怒ってても仕方ないっしょ→」
マイペースな亜美と真美に突っ込まれ、律子は睨みつけながら渋々椅子に座りなおした。
腕組をしてみんなを見まわす。
「…で、どうするの?」
「真のご家族は知ってるんですか?」
千早が後ろに立っている小鳥に尋ねる。
小鳥は首を横に振った。
「知らないみたいよ。連絡したらすごくビックリしておられたから『何かの冗談じゃないのか』って」
「ってことは、真がああなったのは仮眠室の中で?」
「だと思うんだけど」
う〜〜〜〜ん、とその場の全員が唸る。


「真ちゃん…」
あずさは心配そうに真を見つめた。
その視線に気がついたのか、ぱちりと目を開いた。
「にゃおん」
ゆらゆらと細いしっぽを揺らすだけだった。












…えーっと、続くっぽいです。
オチ丸投げでもいいかなと思ったんですがさすがに胸が痛いので。。
ここからどう続けるのか私にも分かりません(爆
てゆうか言葉発さないと真に見えませんね。
色々と修正すべき点はあるのですがとりあえず続きの構想を練ることにします。
つまり一時逃れ←