だって一緒にいたいの

みきまこです。
真にべったりな美希。
満更でもない真。








ボクには、ひとつ重大な悩みがある。
「ま〜こ〜と〜ク〜ン」
事あるごとにボクにちょっかいを出してくる美希のことだ。
今だってボクは雑誌を読んでるのに美希は構わずもたれかかってくる。
「美希…重いからどいて…」
「ぶー。ミキそんなに重くないの〜」
「いや、そういう意味じゃなくて」
はあ、とため息が漏れてしまう。
美希がボクを好きでいてくれるのは嬉しいけど、こうもくっついてくるとちょっと困る。
「大体、美希仕事終わったの?」
そう聞くと美希はえっへんと胸を張った。
「ミキ、真クンに会いたいから頑張って仕事早く終わらせたんだよ」
…その頑張りを常に出したら、美希のプロデューサーは泣いて喜ぶだろうな…。
美希はもたれるだけではなくぎゅっと抱きついてきた。
「ねえねえ真クン、今日は美希の家に泊まっていってなの♪」
「何でそういうことになるんだよ」
その瞬間美希の眼が潤んだ。
大きな眼で上目遣いに僕を見上げてくる。
「…ミキのことキライ?」
ううっ…美希ったら、その視線に僕が弱いことに付け込んで…。
いいや!今日は流されないぞ!!
「嫌いじゃないけど、どんなワガママも聞くわけじゃないから」
美希は上目遣いを止めてちぇーと口を尖らせた。
「真クン意地悪なの〜」
ちょっと同情したボクは、美希の頭をよしよしと撫でてあげた。
するとすぐに猫のようにトロンとした表情になった。
「気持ちいい…」
嬉しかったのか満面の笑みで真正面から抱きついてきた。
ああ、またか…。
でもまあいいや。
何だかんだで許しちゃうボクってやっぱり甘いのかなあ、と思ってみるのだった。









みきまこは公式ですよね〜。
春香さんの誕生日画像での衝撃ww
修羅場トリオも好きですがどちらかというとゆきまこよりみきまこ派です。
美希はきっと凛々しい真に理想のハニー像を見ているのかなと思います。
でも徐々にそれが本気になっていって…
真は美希のアプローチを適当に受けている内にある感情が芽生えていって…
晴れて恋人になったらマイペースでメロメロな美希に色々文句言いながらも着いていくんですねわか(ry
そんな妄想を日々しています。